オール電化の家も増えてきている昨今、IHクッキングヒーターの導入を検討している家庭も年々増加の傾向にあります。
IHクッキングヒーターの最大の特徴はガスコンロなどとは違いガスではなく、電気で発熱をするという点にあります。また、フルフラットなので掃除もテーブルを拭くようにサッとお掃除ができるというのもメリットです。
今回はいま大注目のIHクッキングヒーターを導入する際の価格相場について、ご紹介していきたいと思います。
目次
取替価格相場はいくら?
IHクッキングヒーターの取替価格相場 | |
商品費用 | 35,000~250,000円 |
工事費用 | 16,000~50,000円 |
価格変動の要素
上の表にもあるように、価格はあくまでも相場であって、どういったIHクッキングヒーターを導入するかによって価格は変動してきます。
ここではどういった要素によって価格が変わってくるのかについて見ていきましょう。
コンロの口数
IHクッキングヒーターの口数はガスコンロと同様にあり、1~3口までが基本となっています。家庭に導入となれば1口は一般的ではないですが、希望の口数で選ぶようにしましょう。
熱源の種類
熱源の種類の中には、鉄やステンレスの鍋などに対応しているIHヒーター、アルミや銅など全ての金属鍋が使用できるオールメタル対応のもの、お餅やトーストが焼けるラジエントヒーターなどがあります。
この熱源の種類は目的に合わせて組み合わせが可能となっているので、希望によって組み合わせを変えると良いでしょう。
どれだけの機能を取り入れるか
最新のIHクッキングヒーターには機能が豊富にあり、その機能の数によっても価格は変わってきます。
・チャイルドロック
・地震感知機能
・電源スイッチ自動オフ機能
・空焼自動停止機能
・切り忘れ防止機能
上記以外にも様々な機能があり、今後発売される新型にはさらに機能が増えていることが予想されます。小さなお子さんがいる家庭にはより安全面を充実させることをオススメします。
工事内容
ここまでではIHクッキングヒーターの商品自体の価格変動について見てきました。ここでは必要になってくる基本工事についてを見ていきましょう。
ビルトイン型と据え置き型の種類について
そもそもIHクッキングヒーターの種類にはシステムキッチンに埋め込む「ビルトイン型」と、コンロ台の上に置く「据え置き型」というものがあります。
「据え置き型」はただ台の上に置くだけで使用することが可能ですが、「ビルトイン型」の場合は別途埋め込み工事が必要になってきます。その分の工賃も必要になってくるので把握しておくようにしましょう。
どちらのタイプであっても電気工事は必要
ガスコンロの場合、動力源はガスでしたが、IHクッキングヒーターの場合は電気になるので、動力源の交換が必要になってきます。
オール電化希望の場合はガスコンロ、及びガス設備の撤去が必要になり、ガス設備を使用しないだけの場合はガス閉栓のみを依頼することになります。
また分電盤に、IHクッキングヒーター専用回路配線(200V)の空きの有無があるかの確認が必要になります。空きがない場合は回路の増設、回路数が多い分電盤に交換する、なども必要になってきます。
IHクッキングヒーター導入を検討の方は是非見積もりを
IHクッキングヒーターの導入には様々なメリットがあり、今ではオール電化という言葉も主流になってきています。
家庭で火を扱うとなると、小さなお子さんなどには注意が必要になりますが、IHクッキングヒーターの場合は安全面に優れているので安心です。
機能も様々ではありますが、各家庭にあったものを取り入れるようにしてください。ご希望のIHクッキングヒーターを導入する際に実際にどのくらいの費用が掛かるのかは、是非見積もりを依頼して確認するようにしましょう。
[mw_wp_link]