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実は消火器はほぼ100%がリサイクルできるんです。リサイクルなんて面倒くさい……そう思っている人、一般ゴミで出したり、何処かに放置したり捨てたりした場合は、法で罰せられてしまいますよ!

 

それから消火器のリサイクルの方法は全然簡単なのです。今回は処分の方法、リサイクルの方法などを中心に役立つ情報や、意外と知らない新事実などをまとめてご紹介しますのでぜひ最後までご覧ください。

消火器を処分したい!一般的な処分の方法とは?

消火器の点検をしたら期限が切れていた、あるいは以前交換したときに前の消火器もそのままにしている、または一度使用した消火器の処分に困っている、そんな方は意外と少なくないのではありませんか。

 

冒頭でもお伝えしたように消火器はリサイクルができ、古い消火器から新しいものへと変化しているのです。そしてこの処分の方法は法で決められていて、勝手に処分をしてはいけません。ではリサイクルをするにはどうしたらいいのか、どこに出したらいいのかなど、基本的な部分を紹介します。

そもそもリサイクルする目的はなに?

近年はとくに、環境負荷の軽減等を目指して廃消火器リサイクルシステム推進の取り組みが行われています。手続きの簡素化を目的として広域認定制度を取得している専門業者なら、廃棄物処理事業を行う上で必要となる地方公共団体ごとの許可が不要となり、都道府県などの区域を超えた広範囲で廃棄物の適正な処理が可能になりました。というのは、簡単に消火器のリサイクル・処分ができるようになっということです。

消火器をリサイクル!きちんとした処分をしましょう!

消火器は小さいものではないため、法で決められているとなると色々な手続きが必要になることを面倒に感じる人もいるとは思いますが実はとても簡単です。

 

消火器の処分方法は、販売店やメーカーに問い合わせ、引き取ってもらうか引き渡しにいくかを決めるだけ。あとはリサイクルシールがあるかどうかを確認するだけなのです。

 

消火器リサイクル推進センターのホームページから簡単にリサイクル窓口検索(特定窓口・指定引取場所)ができますのでチェックしてみてください。

 

現行品であればリサイクルシールが付属品として付いてきていますが、以前販売されていたものは新たにシールを購入する必要があります。リサイクルシールの購入も販売代理店やメーカーからできるので必要な方はそちらに問い合わせてください。

リサイクルシールの詳細はこちら

引用元:消火器リサイクル推進センター

 

この上の画像のものが前払式有料リサイクルシールです。AからDまでのシールがあり、消火器によってどのシールを貼ればいいかが変わってくるのとシール自体の値段も違います。

 

・リサイクルシール Aグループ→ 500円
・リサイクルシール Bグループ→ 1,000円
・リサイクルシール Cグループ→ 3,500円
・リサイクルシール Dグループ→ 10,000円

 

業務用消火器、住宅用消火器の場合はA、Bグループのリサイクルシールで問題ありません。大型の消火器や、移動式のものや機械砲消火器などはCグループ以上になるので、手元にある消火器がどのグループに入るかは特定窓口やリサイクル窓口に問い合わせるか、上記引用元のサイトからチェックしてみましょう。

リサイクルに出す際の注意点とは?

引き取りをお願いする際、引き渡しで消火器を運搬する際の注意点としては、消火薬剤が漏れないように注意しなくてはいけません。劣化が進んでしまった消火器や期限の切れた古い消火器は、変形などによって薬剤が漏れてしまう可能性があります。

 

消火器の上の部分の黄色い安全栓があるかどうか確認し、ない場合はテープなどで固定して、中身が既に漏れ始めている消火器は大きい袋など入れて指定引取場所にてリサイクルに出すようにしましょう。

家庭に置かれている消火器はゆうパックも対応?

法人の対応はしていないようですが、家庭に置かれている消火器の引き取りはゆうパックでも対応しています。ゆうパックでの引き取りを希望の方は電話での申し込みが必要ですから下記まで問い合わせて申し込みをしてください。

▼エコサイクルセンター(ゆうパック専用)
電話番号:0120-822-306

 

消火器をゆうパックで引き取る場合のリサイクル料金は一律で2,200円(税別)。薬剤料は3キロ、3リットル以下の消火器に限るのと、電話での申し込みをしないで郵便局に持ち込みをしても対応してもらえないので注意しましょう。

消火器のその他の処分方法をご紹介!

もっと手っ取り早くリサイクルに出せたらいいのにな……と思っている方もいるのではないでしょうか?そんな方に朗報です。より簡単に処分できる方法もあるのです。

近くのホームセンターで引き取りが可能?

消火器を交換したい、新しいものを購入する、などの場合は、ホームセンターで消火器が購入できて、下取りしてくれたり、古い消火器の処分したりしてくれるところがあります。全ての場所で可能なわけではないため最寄りのホームセンターなどに確認してみましょう。

通販で引き取ってもらうことも可能?

有名なサイトでは、楽天などでも消火器が販売されています。その販売元によっては購入の際に古い消火器を引き取ってもらえる場合があります。無料のところだけでなく、有料のところもあるようですので、もし通販で消火器の購入を考えている方は事前の問い合わせをおすすめします。

処分できない消火器もあるの?

国内で製造された消火器はリサイクルとして処分できますが、外国産の消火器やエアゾール式のスプレー、火災感知器や誘導灯などの防災器具は引き取ってもらえないので注意しましょう。

 

また古い消火器になるとメーカーが現存していない場合があります。その場合「国家検定合格証(シール)」がある場合は引き取り可能、無い場合は引き取りが難しくなるため問い合わせて対応を確認してください。

消火器の点検、整備をしていますか?

処分する前の段階のことですが、消火器の点検や整備はきちんと行っていますか?消火器は処分する方法も法で定められいますが、点検や整備、報告の義務に関しても法で定められています

・点検及び報告の義務(消防法第17条の3の3)
防火対象物の関係者は、その防火対象物に設置されている消火器具について、総務省令で定めるところにより、定期的に、防火対象物のうち政令で定めるもの(施行令第36条)にあっては乙種第6類の消防設備士又は第1種消防設備点検資格者に点検させ、その他のものにあっては自ら点検し、その結果を消防長又は消防署長に報告しなければならない。
・点検の内容と期間(平成16年消防庁告示第9号)
消防法第17条の3の3の規定による消火器の点検は、機器点検により、6か月に1回以上行うものとする。機器点検の項目内容は下記のようになっている。機器点検(1、設置状況 2、外形の点検 3、内部及び機能の点検)

引用元:消火器読本

定期的な点検や、消防署長への提出を怠った場合、法で罰せられる可能性があるので注意しましょう。また、点検の後に交換や処分をすることになった場合は、必ずこれまでに説明してきた方法で適切にリサイクルをするようにしましょう。

消火器の整備点検は義務!徹底しましょう!

消火器の点検の義務に関してですが、上の消防法にも書いてあるように6ヶ月に1回、総合点検は1年に1回すると決められています。そして消防署長への報告は1~3年となっています。期間を迎えている場合、点検は消防設備士にお願いして、報告書類をまとめきちんと期日までに提出するようにしましょう。

古い消火器を処分、新しいオススメの消火器とは?

古い消火器の場合、加圧式消火器のものや水系の消火器が多いと思いますが、現在の主流となっている消火器は少し違います。

 

しかし、その性能はもちろん上がっていますし、色々な火災にも対応できるようになっているのです。そのおすすめの消火器を紹介していくので新しく購入を考えている場合は参考にしてください。

一番優れた消火器?「10型蓄圧式ABC粉末消火器」とは?

今一番優れていると言われているのがABC粉末消火器、10型というのはサイズのことで、蓄圧式は破裂事故が起きない安心できるタイプとなっています。

ABC粉末消火器の「ABC」とは?

火災にはそれぞれに原因というものがあります。A火災(普通火災)は紙類や布類などの一般的な火災の場合、B火災は油やガソリンなどが原因の火災、C火災は電気類の火災となっています。

 

ABC粉末消火器のこの「ABC」はどの火災にも使用できますよ、という意味になります。例えば粉末タイプではなく水系消火器の場合、B火災、C火災には対応していません。

 

これは、設置した消火器によっては対応できない火災があるということです。しかしABC粉末消火器の場合はどの火災でも使用できるため、設置しておくととても役に立つし安心もできるのです。

粉末タイプの消火器の特徴とは?

粉末タイプの消火器の特徴は、初期段階の火災を瞬時に消し止めることができるということ。そして先程もご説明したように、どの火災にも使用できることです。

 

今回紹介している「10型蓄圧式ABC粉末消火器」はバケツ水でいうと9杯分の消火力があると言われています。さらに加圧式の消火器とは違い放射を途中で止めることができ、アルミ製で作られているのでとても軽くて女性でも高齢者でも簡単に使用できます。

 

昔の消火器は重たく、消火器を置いた状態で放射しないと使用できない人も多かったほどですが、現在の消火器は軽量化にも成功してずいぶん使いやすくなっていることがわかります。

 

このABC粉末消火器は通販やホームセンターでも販売されているので、国家検定品のもので探してみるのをおすすめします。家庭にもオフィスにもとても役立つと思います。

消火器はきちんとリサイクルを!

最後に、消火器の処分の方法はきちんと法で定められているということ。廃棄物なので、一般ゴミなどでは処理できませんから決められた場所に問い合わせをしてリサイクルをするということを徹底しましょう。

 

そして処分する際には、リサイクルシールが必要です。販売代理店やメーカーなどで購入可能です。みなさんが使用している消火器であれば、リサイクルシール代は500~1,000円程度で処分が可能です。個人の方が引き取りを依頼したい場合なら、ゆうパックでの対応もしているので問い合わせてみてください。

 

さらにホームセンターや通販のなかには、購入時に下取りをしているところもあります。近くにホームセンターがある方はこちらにも事前に問い合わせてみることをおすすめします。ただ、消火器のうち外国産やエアゾール式のスプレーなどはリサイクルでの回収ができません。そのことも把握しておくと良いでしょう。

 

消火器の点検や整備は義務になっているので、定期的な点検を徹底し、報告も怠らないようにしましょう。点検をした後に交換したい、新しい消火器の購入を検討するなら、現行品で一番人気と言っても良い「ABC粉末消火器」をおすすめします。どの火災にも使用できる優れた機能の消火器を新たに配置してください。

 

消火器は私たちにとって無くてはならないものです。古くから知られている消火器は今でも進化していて、どんどん優れたものが開発されています。消火器は古いものをリサイクルに出し、新しいものへと生まれ変わるという循環をしているので、くれぐれも間違った処分をしないようにしましょう。

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