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LED照明の普及により今や照明のおおよそ半分がLED照明になっています。一般家庭のみならず、企業や自治体などもLED化の動きが2010年よりいっそう強まっています。

 

LEDの最大の特徴でもあるのが寿命です。何故従来の電球と比べて寿命がこれほどまでに伸びたのか。

 

LED照明の口コミなどを見ると意外と早く切れてしまったという口コミも存在しています。その原因は一体なんなのでしょうか?

 

LEDに変える前に知っておきたい基礎知識を徹底解明!

LED電球はなぜ長寿命なのか


LEDは長もちする、経済的でECOであるという話は多くの方が知っているかと思います。ではなぜLEDは長持ちするのでしょうか?

 

それは照明としての根本的な作りに大きな違いがあるからなのです。

LED電球にはフィラメントが存在しない

通常の白熱電球や蛍光灯の場合、発光する原理としてフィラメントと言われる部分を電気が通ることで熱くなりその熱でもって発光します。

 

白熱電球が切れた時に電球を振るとカラカラという音がしますよね?あれはフィラメントが切れてしまい、電球内で転がっている音です。

 

そもそも電気が通ることができなくなり、切れてしまうという仕組みです。

 

対して、LEDの基本的な作りとしてこれまでのまず第一にフィラメントが存在しません。さらにこれまで照明には存在しなかった発光ダイオードという半導体が入っています。

 

電気を流すことでこの発光ダイオードが光るのです。また寿命の面においては蛍光灯の平均的な寿命が6,000時間なのに対してこの発光ダイオードの寿命がおよそ40,000万時間と言われています。

では、なぜLEDが寿命を迎えたという口コミが存在するのか?


40,000時間ももつハズのLED照明ですが、インターネット上の口コミなど見ると「買い変えたばかりなのに切れた」「LEDは40,000時間も絶対にもたない」

 

といったLED照明がすぐに切れてしまったという声がちらほらとうかがえます。

国産LED照明を使用していない

買ったばかりのLED照明が切れてしまったという口コミの中では海外産のとにかく安いものを使っていたというものもありました。

 

海外の製品がダメという事ではありませんが、国産の製品は安心できます。

 

LED電球は高いというイメージがあるかも知れませんが最近は国内メーカーの物でも1,000円前後とお手軽に購入することができます。

設置場所・器具との相性が悪い

LED照明の弱点として、熱と湿気に弱いという事があげられます。熱と湿気この両方が当てはまるのがキッチンやお風呂場ではないでしょうか。

 

防水機能がある製品を使用していればそこまで問題はありません。しかし何も考えずに変えてしまうと、すぐに壊れてしまう亊もあるようです。

より長持ちさせるには

蛍光灯や白熱灯の場合はとにかく使用時間を節約することが長持ちの秘訣でしたが、LED照明の場合は付けっぱなしにしていても寿命にさほど影響はありません。

 

それよりもLED照明をより長持ちをさせたいのであれば、正しい場所に正しいLED照明を取り付ける事が大切です。

LED照明の寿命と点検


上でも説明したようにLED照明には他の照明と違い、フィラメントが存在しません。使っていて、いきなり消えるということはまずありません。

 

では、どのタイミングでLED照明に変えるのがよいのでしょうか?

10年は交換する必要なし

実際のLED照明の場合は気づかないほどに少しづつ少しづつ明るさが弱くなっていきます。

 

それでも完全に消えるには10年以上はかかります。逆にいうと10年交換する必要がないので、照明を交換するという概念すら無くなってしまうかもしれません。

こまめな点検を

実は気をつけて欲しいのはLED照明を差し込んでいる器具の方です。LED照明自体は10年持ちますが、器具の方はどうでしょう?

 

月日が経つに連れどんどんと劣化が進んでいきます。劣化が進んでいくとショートや火事のもとにもなります。

 

1年に1度はLED照明を外し、乾拭きで器具を掃除して下さい。こうしたこまめな点検も長持ちさせることにつながります。

LEDにも種類があるって知ってますか?

LEDは種類によって交換ができるものとできないものがあります。

ランプ交換できないタイプ

①LEDモジュール(複数粒タイプのLED)
LEDパッケージ複数粒タイプ。証明器具の形に合わせた配置が可能
②単一発光面タイプのLED
LEDチップを直接基板に配置する
このタイプは器具証明にLEDが組み込まれている為、光源のみ交換は不可。交換する場合は、器具ごと交換となります。

 

ランプ交換できるタイプ

①LEDランプタイプ
白熱灯・蛍光灯・放電灯タイプのLED電球
②直管形蛍光灯タイプのLED
このタイプは白熱灯や蛍光灯のように簡単にランプ交換ができます。

 

このようにLEDも種類によっては簡単にLED光源の交換できる・できないがあります。

LED電球は高い?いいえ蛍光灯の方が高くつきます


照明を全てLEDに変えると初めにかかる費用は大きいですが、電気代は安くなります。

 

あと一歩に踏み出せずにいるという方も少なくないのでしょうか?

ぜひ、本当にお得なのはどちらなのか実際にシュミレーションしてみましょう。

オフィス照明をLED照明に変えた場合

オフィスのワンフロア全部の照明をLEDに変えるとして150本の照明があると仮定しましょう。

 

LED電球は1本あたり約1,000円で購入することができるので150本全て交換した場合約150,000円かかることになります。

 

ですがLED照明の寿命は約10年は保ちますので一度変えてしまえば10年は変える必要はありません。

変わらず蛍光灯照明を使い続けた場合

蛍光灯や白熱電球の値段もLED電球と大差なく1本あたり約1,000円で購入できます。

 

上記のパターン同様、一回の交換にかかる費用は約150,000円となります。

 

変わらないじゃないかと思われましたでしょうか?

蛍光灯照明の寿命は長くもっても2年です。

 

つまり、10年の間にLED照明は1度だけ変えたのに対し、蛍光灯照明は5回も交換しなくてはならないのです。

 

結論として、単純計算でも蛍光灯照明は10年で150,000円×5回交換=750,000円かかることになります。

結果としてどっちが得かは明白

LED照明と蛍光灯照明の交換の際の本体代もさることながら、電気代だけを見たとしてもLED照明の方が安くすみます。

 

また蛍光灯は熱を持ちやすいので、夏場は余計にエアコン代もかさんでしまいます。LED照明にすることで空調コストもカットすることができるのです。

 

またLEDに変えることにより助成金・補助金なども国から出る場合もあります。

 

今のまま蛍光灯を使っていても結局のところ2年に一度は全て変えなくてはなりません。価格も今は手頃なので、早いところLED照明にした方が断然お得です。

いずれは全面LED化に

光が人に与える精神的効果は科学的にも立証されています。光色、光量、配光次第でオフィスや店舗の雰囲気は大きく変わります。

 

LEDであれば、白熱灯のような温かみのある色も再現する事ができます。場所やシーンによって切り替えて使うのもよいかも知れません。

 

寿命も長く電気代も安いLED照明ですが、実際に信号機などでもLEDが使われ始めており、もう10年もすれば蛍光灯も過去の産物となることでしょう。

 

いつLED照明に変えるかという決断を迷う理由はないはずです。

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