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LED照明は電気代が安く済むから変えたいけど最初の出費がかかるようではなかなか導入に踏み出せないという方も多いのではないでしょうか。

 

また耐用年数、減価償却、修繕費などのことを考えると、オフィスを構える会社はどう対応したらよいのか分からないということも、LED照明への切り替えに踏み出せない要因となっているのではないでしょうか。

 

一般的に多いのは一時損金として、修繕費で必要経費とすることが多いと思いますが、工事の規模などによっては資本的支出として計上する場合もあります。

LEDの基礎知識から税法に関することまで、これからLED照明の導入を検討している方に参考にしていただければと思います。

蛍光灯と白熱灯の違いとは


LED照明は維持費が安くなる、とよく耳にはするけれど、実際のところどれほど安くなるのでしょうか?また電気代は安いけど本体代・交換代が高いから元を取るまでに時間がかかるという話も耳にしますよね。

 

またLED照明の特徴として寿命が長いといのもよく耳にする話ですが、そもそもLED照明はなぜ寿命が長いのでしょうか?白熱灯蛍光灯との違いも見ていきましょう。

LEDと白熱灯と蛍光灯との違い

LED照明にはLED蛍光灯という製品もありますが、従来の蛍光灯や白熱灯とは根本的に作りが違います。大きな違いは発光の仕方です。

白熱灯はフィラメントという電球の中にあるコイルが電気が流れて摩擦が生じることによる摩擦熱で発光します。

このため1番熱をもつのが白熱灯になります、赤外線ヒーターなどを想像してもらえばその原理は分かりやすいかと思います。

 

蛍光灯の場合は、白熱灯と少し仕組みが違いますが原理は白熱灯と同様にフィラメントが発光します。

 

白熱灯よりも少ない消費電力で発光することができる蛍光灯がこれまでの照明では主流となりました。

 

そしてLED照明ですが、LED照明は安定器を使った白熱灯・蛍光灯とは全く違う発光方法となります。1番の違いは発光するためのフィラメントが存在しないという点になります。

 

フィラメント無しでどうやって発光しているのかというと、LED照明は発光ダイオードと呼ばれる半導体が発光しています。また発光ダイオードは実は3色のみで構成されています。

 

光の3原色と言われる赤・青・緑の3色による構成で全ての色を再現することを可能にしています。

 

また、フィラメントが存在しないため熱を持ちづらく、そのためこれまでの照明と比べ圧倒的に寿命を伸ばすことに成功しました。

LED照明のメリット

LED照明といえば寿命が長い・省エネルギーであるという事から特にお金と直結する部分が注目されがちですが、それ以外にも沢山のメリットがあります。

 

LED照明のメリットとしてあげられる点として寿命が長い・省エネルギー以外には低発熱・紫外線が出ない・調光や発色が自由といった点があげられます。

これらのメリットはこれまで主流だった蛍光灯照明や白熱灯には実現できなかった点ばかりなのです。

 

今現在は50%のシェアを誇るLED照明ですが、2027年にはほぼ全ての照明がLED照明になるとまで言われています。

エアコンの電気代も節約できる?!

さきほどの説明でLED照明は熱をもちにくいということを説明しました。この特性により実は電気代だけでなくエアコン代も節約することができます。特にその効果を発揮するのは夏場のエアコン使用時です。

 

これまでの蛍光灯や白熱灯は熱を発するので、せっかく冷たい空気をエアコンが送り出していても照明自体が熱いですからなかなか空気を冷やしくれないということになります。

LED照明の場合は照明による熱が出ないので空調効率が大幅に上がります。

照明焼けがなくなる

LEDのもうひとつの特性として、紫外線・赤外線を出しにくいということがあげられます。紫外線・赤外線が出ないという事はいわゆる照明焼けが起きにくくなります。

 

照明焼けとは紫外線によって壁紙や天井の色が変わってしまったり、店舗などの場合では商品が色あせしてしまったりする事があります。大切な商品を扱うお店にとっては照明焼けがなくなることはとてもうれしいですよね。

 

また虫が集まりにくいので、これもメリットのひとつと言えるかと思います。これまでの照明はいつの間にか照明の中に虫が入ってるなんてこともしばしばですよね。

 

照明をつけた時に虫の死骸がポツポツと浮き上がってくるのは決して気持ちのよいものではないでしょう。

LEDは高い?会社が対応すべき方法とは?


LED照明の導入はどうしても初期費用がかかってしまいますよね、このとき会社はどのように処理するのが正解なのでしょうか?

資本的支出処理か修繕費処理か

資本的支出になるケースとしては、その建物の資産的価値をあげた場合に適用されるようです。LED照明を導入したとしても建物の資産的価値は残念ながら上がることはありません。

 

ですから、LED照明に切り替えた場合は修繕費として計上するのが一般的なようです。ただし、電気器具の工事や大掛かりな電気工事などをした場合には条件が変わってくる場合もあるので確認が必要です。

少額減価償却資産として処理できる場合も

減価償却とは、簡単に説明すると購入したものをその年度だけで精算するのではなく、耐用年数に応じて小分けに精算するという仕組みです。

LED照明自体の寿命は約10年と言われていますが、LED照明は照明器具に入るので法定耐用年数は15年とされています。

またLED照明費用と工事費が1箇所につき10万円に満たない場合は少額減価償却資産として導入にかかった費用全てをその年度にあてることが可能です。

 

1箇所が10万円に満たなければ良いので同時に50箇所、100箇所と工事をした場合にもこれは適用されます。

工事の内容によっては少額減価償却として認められない場合もあるので、実際に処理をする際には税理士の方に相談するとよいでしょう。

LED照明導入で補助金・助成金制度を活用しよう

LED照明を導入することで国より補助金・助成金も出ます。オフィスの所在地などにもよって申請方法や補助金額なども変わってきますので詳細はお近くの自治団体へ問い合わせて確認してみましょう。

 

東京都の場合、最低30万円、最高でなんと導入費・工事費の半分が補助されます。

この補助金はLED照明だけでなく、エアコンやガスなど省エネルギーが見込める設備や機械装置であれば申請できるのでぜひこの制度の活用をおすすめします。

 

残念ながら個人や一般家庭の場合だとこの補助金は適用されませんが、東京都にお住まいの方でしたら白熱灯2つとLED照明1つを無料で交換してくれる制度もあります。

LED照明を導入するあたり知っておきたい基礎知識


LEDのメリットについても少しふれましたが、ここでは実際にLED照明を導入した場合どういった効果が見込めるのか、もう少し詳細をご紹介していきます。

電気代が下がります

LED照明は消費電力が蛍光灯・白熱灯と比べても圧倒的に小さいので当然電気代は下がります。蛍光灯と比べた場合約65%の電気代の削減が可能です。

 

電気代が65%カットになるとのはかなり大きいのではないでしょうか?また、点検にかかる費用なども寿命が長い事から削減できます。LED照明を導入する際の初期費用を考えたとしても、すぐに元は取れる計算になります。

交換頻度が減ります

LED照明を導入することで、照明の交換頻度が減ります。LEDの寿命が長いのは有名ですが、実際にどれくらい寿命がもつかを知っている人は少ないのではないでしょうか?

 

LED照明の寿命は約40,000時間とも言われ、およそ11年間もの間もちます。これに対して、蛍光灯は1年半から2年、白熱灯は約1年と圧倒的な差がついています。

 

つまり10年を想定した場合、蛍光灯は5回交換しなくてはならないのに対して、LED照明は1番最初に設置したまま交換する必要がないという事になります。

 

交換頻度が減るということは単純に交換する手間が減るというだけでなく、交換のために必要な経費が不要になるということです。

 

LED照明は高いと思われがちですが、現在では蛍光灯照明とほぼ同価格で購入が可能です。

 

ですから交換は早ければ早いほど効果があり、遅ければ遅いほど損をしていくことになります。

耐久度が高い

蛍光灯照明はガラス管を使用しているため非常に割れやすいですが、これと違ってLED照明はポリカーボネイトという樹脂材質でコーティングされています。

 

これにより地震など、衝撃や振動にも強く落下した場合も非常に割れにくいことも特長です。

 

LED照明は蛍光灯照明(水銀灯)とは違い水銀を使用していないため、万が一割れてしまった場合にも安心です。

また通常、蛍光灯は粗大ゴミとして捨てる必要がありますが、LED照明は地域によっては不燃ごみで大丈夫なのです。

オフィスに最適な照明器具、LED照明はどれが良い?


オフィスにLED照明を導入する場合、メーカーによっても値段は大きく変わってきますが、どのメーカーを選ぶのがよいのでしょうか?

 

海外メーカーの安いものも存在しますが、使用環境を日本で使用することを想定されていないものが多いので、基本的には国産のLED照明のメーカーの購入をおすすめします。

ここではLED照明の最大手パナソニックのLED照明を紹介していきます。

オフィスの照明ならやっぱりパナソニック

パナソニックのLED照明を見てみると器具スタイルだけで44種類、ライトバーだけ17種類あるので用途やシーンによって使い分けていくことが可能です。

一体型LEDベースライトiDシリーズ

(引用元:パナソニック)

種類も豊富でPiPit(ピピッと)調光タイプ・グレアセーブライトバー・高演色タイプ・美光色タイプ・集光プリズムタイプ・高天井専用集光プリズムタイプ・電磁波低減タイプ・プルスイッチ付ひとセンサ付(N/NT切替タイプ)・明るさセンサ付(Aタイプ)デジタル調光タイプ・アレンジ調光タイプ・紫外線遮断黄色タイプと様々な種類があります。

 

なかでもオフィスに1番人気なのがこのiDシリーズです。

信号線の工事が不要
PiPit調光シリーズは調光型LED照明器具を導入する際に必要な信号線の配線工事が不要。器具の取り替えだけで、調光システムの導入が可能です。
※ PiPit+は一部信号線工事や電源工事が必要となります。(引用元:パナソニック)

ライトコントローラの電源工事も不要
PiPitライコンは、電源をコンセントから確保できるため電源工事も必要ありません。
※ PiPit+は一部信号線工事や電源工事が必要となります。(引用元:パナソニック)

損をしない為にもきちんとした照明器具の導入を!

LED照明を導入する際に必要になってくる税法や減価償却などについても触れてきましたが、参考にしていただけましたか?

LED照明の法定耐用年数は15年なので減価償却として処理が可能ですが、会社の状況によっては少額減価償却で処理をした方が良い場合もあるでしょうから、税理士に相談してみるのが1番だと思います。

 

また国からの補助金もありますので、そちらを上手に活用することで結果として導入費も抑えることが可能です。

いずれにしても、LED照明に切り替えることで損をするという事はひとつもありません。

 

早く交換すればするほど得をして、遅ければ遅いほど、知らず知らずのうちに損をしているということにはちがいありません。

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