照明交換の費用見積なら

長年電機設備を扱ってきた安心・信頼の小川電機にお任せください!

30秒で入力!
無料見積りフォームへ

誘導灯に関しての知識を植え付けるのはとても大事、定期的な点検や、その点検方法、交換の仕方などは把握できていますか?不具合が起きているのに気付いていない、なども良く見受けられるようです。

 

交換や、不良のサインとして、誘導灯のモニタランプの点滅が起きることは知っていますか?その点滅にも種類があり、意味があることも知っていますか?

 

誘導灯は非常時に活躍するものです。何も起きないことが平和な証拠ではありますが、何かあったときにその誘導灯が機能しなければ何も意味がありません。

 

備えあれば憂いなしと言いますが、まさにその通りです。非常時に備えきちんと点検、整備が行えていれば何かあったときにその能力を発揮し私たちの命の為に活躍してくれるのです。

 

本記事では、その誘導灯の重要性を今一度確認していただき、点検の後の交換の方法、どう対応したらいいのか、誘導灯の点滅の意味などを詳細に載せていこうと思います。

誘導灯はどのくらいもつの?交換時期は?

まずはじめに知っておいた方が良い知識として、誘導灯はそもそもどのくらいもつものなのか、という点です。といっても点検の頻度や整備状況によって実際の寿命は変わってきますが、基本的なところは約何年もつと決められています。

誘導灯の寿命に関して

誘導灯の器具の寿命は約8~10年、耐用年数は12~15年となっています。誘導灯の安定器や器具自体をあまり点検をせず放置していると、汚れてしまい非常時にきちんと視認されない可能性も出てきます。

 

さらには器具内のパーツの劣化により、充電不良になる可能性もあり、故障の原因となるので定期的な点検が必要になってくるのです。

蓄電池(バッテリー)の寿命も同じ?

誘導灯には非常時に備え、常用電源として蓄電池が内蔵しているのが主流です。その蓄電池の寿命は誘導灯の器具と同じではなく、4~6年と言われています。

 

蓄電池の不良が原因で、蓄電池の容量不足により非常時に規定の時間の点灯ができなくなる可能性があります。冒頭でもお話しましたが、非常用の器具が非常時に使用できないという自体に陥ってしまうので意味が無くなってしまいます。

 

誘導灯の器具自体の点検と、蓄電池の点検も義務となっていますのできちんと点検しておくように注意しましょう。

誘導灯にもLEDがある?寿命が長いって本当?

みなさんも「LED」という言葉、どんなものなのかはご存知だと思いますが、誘導灯にも「LED誘導灯」というものが販売されています。そして設置しているところも少なくありません。

 

誘導灯の本体や蓄電池とは違いますが、その中には普段点灯しなければいけない為の電球(ランプ)が入っています。その電球も点検が必要で寿命がきてしまったら交換となるのですが、LEDだととても寿命が長いのです。

 

・コンパクト型蛍光ランプ  →約半年~1年
・直管型蛍光ランプ     →1年~2年
LED光源ランプ      →約10年

 

もちろん電球の点検もしないといけないのですが、LEDの場合は例外を除いて交換の必要がないと言えるのです。誘導灯器具自体の適正交換時期が8~10年となっているので、電球は一度も交換せずに済む、ということになります。

 

LEDは消費電力も少ないのと、交換の頻度が下がることから、「経費削減に繋がる」「交換の手間が省ける」といったメリットが生まれてくるのです。是非みなさんも誘導灯はLEDタイプのもので検討してみてください。

誘導灯のモニタが点滅?これはどうゆうこと?

誘導灯のモニタ部分が点滅している、赤、緑……などとネット上であがっていますが、みなさんはこの点滅の理由を知っていますか?

 

正常時と非常時の合図として点滅というものが存在していることを知っていますか?ここでは何色がどう点灯、点滅しているかについてを紹介していきたいと思います。

点滅は何をあらわしているの?

点滅や点灯している色、点灯の有無などで異常をあらわしている誘導灯。その詳細を誘導灯の種類2つで見ていきたいと思います。

誘導灯(現行機)

・正常時→ 緑点灯
異常時→ 無点灯(電池コネクター外れの合図)

LED誘導灯コンパクトスクエア(Panasonic)

 引用元:LED誘導灯コンパクトスクエア

ランプモニタ(赤)

正常時→ 無点灯
異常時→ 赤点灯(ランプ外れ、ランプ割れ)
→ 赤点滅(ランプ交換時期)

充電モニタ(緑)

正常時→ 緑点灯
異常時→ 無点灯(蓄電池外れ)
→ 緑点滅(蓄電池交換時期)

LED誘導灯は点検も楽って本当?

LEDのコンパクトタイプの誘導灯は点検がリモコン一つで出来る商品です。電球、蓄電池の確認も簡単になっているのでその方法を見ていきましょう。

リモコンの点検スイッチを押しましょう

まずはじめに、リモコンの確認スイッチを押します。その際に器具の充電モニタ(緑)が1秒間点滅することを確認、問題なければ点検を続行、緑ではなく、赤点滅をした場合は充電がしっかりできた後に点検をするようにしてください。

定格時間、蓄電池の非常点灯

誘導灯の定格時間は20分間、長時間定格型は60分間となっています。点検のあとは自動的に点検前の状態に戻り、点検の結果は、先程上にあげたモニタの色などで判断ができるようになっています。

 

このようにLED誘導灯は点検も楽で、そして長持ちもするので新しく設置を検討している方は是非一度見てみてください。

誘導灯の点検、交換に資格はいらないの?

誘導灯の点検に関して、先程のLED誘導灯もそうでないタイプのものも、点検に関しては無資格が行い、どういった状態かを確認しても良いのですが、義務となっている点検の報告をする際は資格が必要になってくるのです。

点検、整備、交換、どれに資格が必要?

定期点検の推奨は6ヶ月に1回となっていて、ただ単純に点検をするだけ、電球や蓄電池の交換であれば資格のない人でも問題ありません。しかし、1~3年に1回の点検を消防署に報告するのですが、その報告は有資格者しかできません

 

その際に必要になってくる資格は「消防設備士」「消防設備点検資格者」となっています。認識を間違っている人が多くいるので改めて確認しておきましょう。

 

点検する際に天井直付の器具で取り外しが大変だったり、そもそも整備や交換を伴う場合、100ボルト以上の電気工事ということになり、「電気工事士」の資格が必要になってくるので、この場合は業者に依頼するなどの対応をしましょう。

また、誘導灯にはB級、C級などの設置基準があったり、B形、BH形、BL形といった種類も豊富ですので、専門家に相談するのがいいでしょう。

正しい知識で交換!誘導灯の点滅できちんと判断しましょう!

誘導灯の点滅の理由、交換する際はどうしたら……という点について調べて解説してきましたがよくわかりましたでしょうか?LEDの誘導灯の場合点検もとても楽に終わりますし、確認もすぐできます。

 

電球自体も寿命が長く、今一番注目されているので初めて知った人は今回参考として出させてもらったPanasonicのLDE誘導灯も他の製品も見てみてくださいね。

 

とにもかくにも、定期点検は大事、その点検の報告の義務はきちんと守り、交換時期が来たらより優れた誘導灯に替え、非常時に備えるようにしましょう。

5/5 (1)

この記事を評価する

おすすめの記事