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外壁塗装をするにあたって、どれくらいの費用がかかるのか一番気になる項目だと思いますが、50坪以上の建物になってくると、外壁塗装にも相応の費用がかかります。それでは費用相場はどれくらいなのでしょうか。

外壁塗装の費用相場と合わせて面積の計算方法についても解説します。

50坪以上の建物に多い特徴

50坪以上の建物は、具体的にどれくらいの広さなのでしょうか。坪数は、畳に換算するとイメージしやすいでしょう。

1坪は3.31平米で、これは畳2枚分に相当します。これを50坪、60坪に換算してみましょう。50坪になると165.28平米で、畳に換算すると約100枚分、同様に60坪の場合は198.34平米で、畳に換算すると約120枚分に相当します。

 

では、50~60坪というとどういった建物が多いのでしょうか。建物の坪数は、「延べ床面積」で考えます。
延べ床面積とは、階数ごとの床の面積を合算したものです。50坪以上になると2階建て以上が多く、3階建ての建物も少なくありません。外壁塗装に関しては、階数が多いとその分、高さが出てくるため外壁面積も広くなるのが特徴です。足場も建物の高さに応じて高く組む必要があります。

 

また、平屋や2階建ての場合もリビングや個室など、全体的に余裕を持って設計されているか、もしくは部屋数が多い傾向にあるため、建物の高さはあまりなくても外壁面積は広くなります。

外壁面積を自分で計算する

外壁塗装をするにあたって、外壁面積がどれくらいなのか知る必要があります。

この外壁面積(塗装面積)は、自分でも計算できるため、相場を知る上で計算してみると良いでしょう。

 

計算式は、「坪数×3.3×係数」です。 外壁面積には延べ床面積で考えるため、坪数に3.3をかけたものが延べ床面積です。係数は1.2~1.7までと言われていますが、1.1~1.3の間で計算することが多いです。延べ床面積が分かっている場合は、「延べ床面積×係数」で計算するといいでしょう。

 

では、実際に計算式に当てはめてみるとどうなるでしょうか。50坪で係数を1.2にした場合の計算方法は、50×3.3×1.2で、198平米となります。同様に60坪で係数を1.2にした場合の計算方法は、60×3.3×1.2で、237.6平米です。

 

ただし、建物の形が変われば、面積も変わります。建物によっては変形したデザインや複雑な形状の場合もあるため、すべての建物がこの計算式で出せるということではありません。あくまでも目安として考える必要があるます。

50坪の外壁塗装の平均相場

では、実際に50坪の外壁塗装にかかる平均相場を解説していきます。

塗装と言っても、塗料だけでなく塗装するための道具や足場などさまざまなものが必要となり、それぞれに費用がかかります。どういった内訳になるのか、外壁塗装にかかる内訳と1平米当たりの相場を見ていきましょう。

 

まず内訳は、足場、洗浄、養生、飛散防止ネット、ケレン、塗料といった項目が一般的です。外壁塗装の平均を知る上で、それぞれの項目にかかる単価を知ることは必要不可欠と言えます。

 

どういった種類があり、単価はどれくらいなのでしょうか。

「足場」は、単管足場、枠組足場、くさび式足場、単管ブラケット足場などの種類があり、単価は平米当たり600~1500円前後です。

 

「洗浄」は、高圧洗浄や薬剤洗浄などがあり、平米当たりの単価は200~800円前後です。

 

「養生」は平米当たり、およそ300~500円前後かかります。

 

「飛散防止ネット」は、平米当たり100~180円前後です。

 

「ケレン」は、外壁を塗り替える際、もとの塗料を剥がしたり調整したりする作業を言い、1~4種まであり、目的や使う工具が違うため単価も変わります。どの程度「ケレン」するかによって塗装の仕上がりにも関わってくるため、重要な工程と言えるでしょう。

もっとも安い4種はワイヤーブラシを使うもので、平米当たり200~500円前後です。

 

「塗料」は種類によって金額が異なり、アクリル系は1000~1200円前後、ウレタン系は1800~2000円前後、シリコン系は2500~3500円前後、フッ素系は3500~4500円前後、光触媒・無機塗料や遮熱・断熱塗料なら5000~5500円前後が平米に応じてかかります。

 

具体例を見てみましょう。50坪の建物で、シリコン塗料を使用し最も安い金額で計算した場合の相場です。
・足場は11万8800円(198平米×600)
・洗浄は3万9600円(198平米×200)
・養生は5万9400円(198平米×300)
・飛散防止ネットは1万9800円(198平米×100)
・ケレンは3万9600円(198平米×200)
・シリコン塗料は49万5000円(198平米×2500)

 

これら全てを合算すると77万2200円となり、基本的な塗り替えの場合の相場と言えるでしょう。この他にも、コーキングや廃棄物処理などの費用が別途必要になってきます。

60坪の外壁塗装の平均相場

50坪の外壁塗装ではおよそ77万2200円かかりましたが、60坪の外壁塗装ではどれくらいの費用がかかるのでしょうか。

項目とその平均単価は50坪の場合と同じため、坪数だけを変えて計算します。

では、60坪の建物でシリコン塗料を使用し、もっとも安い金額で計算した相場を見てみましょう。

 

足場は14万2560円(237.6平米×600)、洗浄は4万7520円(237.6平米×200)、養生は7万1280円(237.6平米×300)、飛散防止ネットは2万3760円(237.6平米×100)、ケレンは4万7520円(237.6平米×200)、シリコン塗料は59万4000円(237.6平米×2500)です。

これらを合算すると92万6640円となり、基本的な塗り替えの場合にかかる相場です。

 

この他にも、コーキングや廃棄物処理などの費用が別途必要です。また、ベランダなど外壁と同じ塗料で塗る場合は、さらに費用がかかると考えた方が良いでしょう。

自治体の補助金利用で安く

外壁塗装は、その計算式からも明らかなように、坪数が多いとそれに応じて費用が高くなっていきます。

 

ただし、外壁塗料の種類によっては、自治体の補助金を受けられるため、利用を検討してみるのも良いでしょう。

中でも高断熱・遮熱塗装を使う場合は費用が高くなりやすいですが、省エネや建物の耐久性を目的としたものを対象に補助金を出している自治体は多いため、費用がかかるから、と諦める前に自治体が補助金制度を設けていないか調べてみてはいかがでしょうか。

 

具体的に東京都で外壁塗装に補助金を出している自治体とその例を見てみましょう。まず台東区では、「高反射率塗料施工助成金制度」という制度があり、限度額15万円まで助成してくれます。

 

次に品川区では、「住宅改善工事助成事業(エコ&バリアフリー住宅改修)」という制度があり、限度額は20万円までです。続いて港区では、「高反射率塗料等材料費助成」という制度のもと、限度額30万円まで助成してくれます。

 

東京都を例にしましたが、その他にもさまざまな制度を設けている自治体が全国にあるため、補助対象になるのかも含めて調べてみると良いでしょう。

相場を参考に業者を選ぼう

外壁塗装の費用は、坪数に応じてかかります。

また、建物の形や使用する塗料などによっても費用は異なるため、正確な費用を知るには見積もりを取ることが重要でしょう。

 

さらに、面倒であっても複数の業者に見積もり依頼をすることが大切です。安すぎたり高すぎることはないのか、見積もりは適正なのかを判断する上でも、相場は参考となるでしょう。

坪数に応じた相場は自分でも計算できるため、業者を決める際の判断基準にしてみてはいかがでしょうか。

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