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LED照明の普及率は2010年頃から急激に普及しており、今では日本全国の50%以上の照明がLED照明へと切り替わっています

 

蛍光灯や白熱電球の寿命が短いことからも2020年にはその普及率も20%あがって70%以上になるとも言われています。

 

一般家庭ではさまざまなタイプやサイズの製品が普及していますが、最もLED化が進んでいるのはオフィスやビル、マンション、学校などといった大型施設です。

 

普及が進んだ背景にはECO補助金の存在があります。国が電気やガス、空気などECOに貢献する企業へ出している補助金ですが、この補助金制度の後押しもあり大型施設が一斉にLED照明に切り替えている現状があるというわけです。

 

LED照明が人気の理由といえば電気代が安くなるというのが最大の魅力ですが、その反面これまでの蛍光灯照明と比べても照明そのものの値段が高いということが懸念されています。

 

大型施設ともなると、全部変えるとかなりの数の照明器具があるため交換となると費用もかさむことになります。

 

実際に変えるとなるとどれくらいかかってくるのか、費用が高額でもLED照明に変える価値はあるのか?ということをご紹介していきたいと思います。
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LED照明交換するのにかかる費用


LED照明に交換することでかかる費用は、LED照明の本体代のみです。

 

電球形LEDランプやLED照明を取り付けるだけであれば実は工事は必要なくこれまで使用していた器具にLED電球をはめるだけで大丈夫なんです。

 

LED照明は高いという認識は器具ごと交換しないといけない、という間違った認識から来ているのかも知れません。

LED照明にするとこれだけお得!


LED照明に切り替えた場合、どれくらいかかるのか。LED照明は電気代が安くなるというのはわかっていても、一体どれほど安くなるのでしょうか?

オフィス・マンション・一般家庭の3つ場合を想定して電気代をシュミレーションしてみました。

電気代の比較

皆さんは照明の電気代が1時間あたりいくら位かかるかご存知でしょうか?どちらも40W電球を使った場合、蛍光灯照明は1時間あたり1円、LED電球は1時間あたり0.8円と言われています。

 

蛍光灯や白熱電球とLED電球は実は0.2円しか変わりません。この0.2円が毎日使う電気にどれくらいの影響を及ぼす可能性があるのでしょうか?

オフィスの場合


まずはオフィスの場合、従業員数やオフィスの広さによって変わってきます。今回は中小企業の場合を想定してシュミレーションをしてみたいと思います。

使用本数

中小企業のシュミレーションをするにあたり、従業員数は50人、1人あたりに必要な広さとして3坪、1デスクあたりに使用する照明を4つと仮定します。

 

オフィス全体の坪数は150坪、使用する照明の数は200本になります。

稼働日数

照明の稼働時間としては日あたり15時間、一般的な週休2日だとしておよそ250日稼働すると考えます。

蛍光灯照明

そう考えた場合1年間にかかる照明電気代は、蛍光灯照明の場合1時間にかかる電気代(1円)×照明本数(200本)×稼働時間(15時間)×稼働日数(250日)=750,000円となります。

LED照明

LED照明の場合は電気代(0.8円)×照明本数(200本)×稼働時間(15時間)×稼働日数(250日)=600,000円となります。

 

こうして比べてみると、オフィスの場合、蛍光灯照明とLED照明では年間150,000円もLED照明の方が安いことが分かります。

マンション経営の場合


マンションの場合はどうでしょう。各階8部屋ある10階立てのマンションとしてみましょう。

 

照明を置く場所として考えられるのは、エントランス・外階段・各階の廊下・各部屋といったところでしょうか?

 

LED電球を使用する場所としてエレベーターや共有のゴミ捨て場など、さらにいえば管理人室なども設置した場合かなりの数になりますが、分かりやすくするためここでの計算では省くものとします。

使用本数

エントランスや廊下など含め、ざっくりとした計算にはなりますが、約2000本もの電球が必要となります。

稼働時間

1日の照明の稼働時間としては、エントランスは24時間、外階段は12時間、廊下も12時間とします。稼働日数は休むことなく365日とします。

 

これをさきほどの使用本数と合わせて計算するとエントランス480時間(20本×24時間)、外階段192時間(16本×12時間)、廊下1,920時間(160本×12時間)、これを全て足すと2,592時間となります。

 

これはマンション1日に照明を使用している時間はおよそ約2,592時間、年間で換算すると946,080時間となります。

蛍光灯照明

蛍光灯照明1本は1時間に1円かかるので、さきほどの稼働時間946,080時間とかけ合わせると年間かかっている電気代は95万となります。

LED照明

LED照明は1時間あたり0.8円ですので、約75万円となります。マンションの場合ですと、1年間だけで20万円ほどLED照明の方が安いということになります。

自宅・一般家庭の場合


一般家庭の場合、使用する照明は20本くらいでしょうか?1日の稼働時間を15時間とすると日に使う照明時間は300時間となります。

蛍光灯照明

既存の蛍光灯照明は1本あたり1時間に1円かかるので、1円×300時間×365日=109,500円となります。

LED照明

LED照明は1本あたり1時間に0.8円かかるので、0.8円×300時間×365日=87,600円となり蛍光灯照明と比べるとLED照明の方が年間22,000円安くなることが分かります。

LED照明を10年間使い続けた場合


蛍光灯照明とLED照明の電気代を比較してみると、やはりLED照明の方が安くなることが分かりました。しかし、本当に驚くのはここからです。

 

LED照明を10年間使い続けたと想定して蛍光灯照明との比較をしたときはどうでしょうか。「単純に10倍変わるだけしょ?」という声が聞こえてきそうですが、そうではないのです。

 

照明の寿命を忘れてはいないでしょうか?照明は消耗品です。10年後の事を想定して使い続けた場合何回交換をする必要があるのでしょう。

LED照明の寿命は約11年

蛍光灯の寿命は6,000時間普通に使用したとして約1年半もちます。これに対し、LED照明の寿命は40,000時間と約11年間ももつのです。

ということは、10年間の間に蛍光灯は5回も総入れ替えをしなくてはいけないという事になります。

 

消耗した照明を比べると交換費用に歴然差が

蛍光灯照明とLED照明の値段としては今となってはどちらも1,000円前後とほぼ変わらない価格になっています。

 

蛍光灯照明のまま10年使いつづけた場合、オフィスの場合は100万円、マンションの場合は1,000万、一般家庭の場合は10万円。

 

LED照明で変えた場合は10年のうちに交換は一度もする必要はないので、オフィスの場合は20万円、マンションの場合は200万円、一般家庭の場合は2万円となります。

 

このように単純に考えてLED照明は蛍光灯照明に比べて、5倍近く取り替える頻度が低いために維持費がかからないということです。

これが長期的な目線で国がLED化を促している理由なのです。

LED照明に交換してECO補助金も


LED照明にすることで長期的な目線でも経済的であるという説明をしましたが、LED化を促すためにECO補助金が存在します。

これはLEDのみならずガスや空調などでもECOに貢献する企業や団体に向けて作られたものです。

いくら補助されるの?

補助金は導入費・工事費なども含め最低で30万円、最大で半額まで補助されます。もちろん補助金を受けるには申請が必要になります。

 

導入の計画やどれほどの省エネ効果が得られるのか等の情報も必要になってきますので、補助金の申請をする場合には長期的な計画を立てることをおすすめします。

 

実際の金額としては企業や団体の所在する県や所在地によって変わってくるので、詳細に関しては自治体のHPなどからの問い合わせをおすすめします。

LED照明には明るさや色が自由に選べる


LEDランプのメリットとして、明るさや色が自由に選べるというのも特徴です。

 

通常の照明はフィラメントに電気を通すことで熱をもたせて発光させていますが、LED電球のLED光源は発光ダイオードと呼ばれる半導体で作られており、従来のような照明とは根本的な仕組みが違います。

 

発光ダイオードは光の3原色の赤青緑の色が再現可能なので白熱灯のような温かみのある色や蛍光灯のような色も、また蛍光灯のような白くて明るい色も再現でき、演色性に富んだ配光が可能なのです。

LED照明の明るさの目安

これまで蛍光灯の明るさ、消費電力を表す数値としてW(ワット)が使われていました。LED照明は消費電力が少ないためにlm(ルーメン)という単位で表示されています。

LED照明の表記

W(ワット)とlm(ルーメン)の違い

市販のLED照明にもW(ワット)数が記載されている場合もありますが、正しいLED照明はlm(ルーメン)と表記され、「光束」が単位になります。W(ワット)数程度の明るさであること意味しています。

 

60W(ワット)は810lm(ルーメン)に相当し、40W(ワット)は485lm(ルーメン)に相当しています。

lm(ルーメン)とlx(ルクス)の違い

またlx(ルクス)という単位を目にしたことはありませんか?

 

lm(ルーメン)は照明そのものの光を表す単位ですがlx(ルクス)は照明から光が発せられ照らされている場所の明るさを表しています。

 

蛍光灯照明や白熱灯照明は広がるように光るのに対し、LED照明の光は直進的に光ります。この特性により、LED照明がどこまで届くのかを測るためにlx(ルクス)が使用されます。

LED照明に変えるなら正しい器具に設置を

照明を変える際には正しい器具に設置するようにしましょう。基本的にはこれまで使用していた器具にそのままLED照明を使えるという考え方でokです。

 

LED照明メーカーも既にある規格の照明器具に使えるように作っています。

LED照明への交換はお早めに

LEDに交換するにあたり、シミュレーションをオフィス・マンション・家庭を想定してみました。

 

シミュレーションをしてみて分かったのはどのパターンでもLED照明交換した方が電気代が安くなるのはもちろんのこと、1番大きかったのは10年後を想定したシミュレーションの場合の費用の差でした。

 

LED電球は寿命が約10年と圧倒的に長いので、一度導入してしまえば10年は交換する必要はありません。

 

それと比べて、蛍光灯照明の場合は寿命は約5分の1となるので、2年に一度はすべて交換しなくてはいけない事になり、結果として5倍近く費用に差がつくことが分かりました。

 

LED電球に今交換すると、確かに一時的には初期費用としてかかってしまいますが、補助金制度をうまく活用できると導入費も半額は補助してくれるので申請手続きなどを早めに準備することがベストといえます。

 

また補助金をもらうためには補助金申請を提出し、ECOへの貢献になるとことが認められなければなりません。実際にあなたの環境に合わせてシミュレーションをして、納得したうえで申請をしましょう。

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