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多くの人が普段利用しているビルや大型商業施設、鉄道などでは、キュービクルと呼ばれる高圧受電設備が使われています。

 

これらの設備は、設置する施設側が管理を行うため、その分の電気料金は安く利用することが出来ます。

一般家庭の場合は、点検や設備の維持費は電気料金として多く支払うことで。電力会社がそういった設備を管理しています。

 

キュービクルを所持している施設では、点検を自ら行わなければならず、点検をするためにも専門の資格を持った人が行わなければなりません。

 

これを怠ると、電気事故につながるだけでなく、法律的にも処罰の対象になってしまいます。電気を安全に、安心して使用するためには大切なことです。今回は、点検の方法や電気保安管理業務についての内容などを紹介していきます。

キュービクルの点検方法とは?


キュービクルには法律で定められている点検方法があります。それに従って進めていきます。

点検項目

キュービクルには様々な部品が使われており、劣化速度の速い部品もあるため、自家用電気工作物や事業用電気工作物の点検は定期的に行われます。

月次点検

キュービクルなどの高圧受電設備を事業所に設置している場合、電気事業法によって月に1回の点検が義務付けられており、点検項目に従って行われます。まず、キュービクルの外側や、周辺設備を点検して、以下の確認を行います。

 

①キュービクルの異音や異臭、損傷や劣化、汚損などかないか
②キュービクルの周辺に危険になりそうな物が落ちていたりしないか
③機械や配線が問題なく取り付けられていて、過熱状態などになっていないか
④保安装置や監視装置などが正常に取り付けられていて、作動しているか
⑤土台部分やフェンス、キュービクルの外側に損傷などがないか

 

主にこれらの点検で異常がないか確認します。そのあとに、キュービクル内部の部品などを点検していきます。

 

①計器の数値をして、正常に稼働しているか
②部品の劣化や損傷がないか
③部品から異音や異臭、損傷などないか

 

特に多くの部品が使われ、高電圧の電気が流れているキュービクルでは、1か所の異常が重大事故に繋がる可能性もあります。

そのため、小さな異常も見逃さないように点検項目が決められています。

年次点検

月に1度の点検以外に、1年に1度行われる年次点検も行うよう定められています。月次点検の場合は、電流が流れた稼働中の状態での点検になりますが、年次点検ではキュービクルの稼働を停止して、施設内を停電にした状態で点検を行います。

 

そのため、普段点検することの出来ない個所や部品の内部まで点検を行い、劣化や損傷の状態を確認します。高電圧の電流が流れているケーブルや、変換器などは特に劣化速度が速く、修繕や交換が必要になります。

点検を怠ると

点検を怠ったりすれば事故になり、周辺地域への影響も考えられます。キュービクルにおける多い事故は漏電ですが、原因はいくつかあります。

自然災害や自然環境

地震や台風など、災害によってキュービクルへのダメージが原因で漏電が起こる場合もあります。また、屋外に設置されているキュービクルの場合は、雨や雪による錆びによって内部へ雨や砂埃が侵入して漏電が起こってしまいます。

 

さらに沿岸沿いの場合は、塩害による劣化が考えられます。通常の環境よりも使用できる年数が変わるので、それらも考慮する必要があります。

ホコリ

主に屋内に設置されているキュービクルの場合、キュービクルの上部や手の届かないケーブルの部分などにホコリが溜まります。

 

点検時だけでなく普段から清掃を行っていれば防げるので、怠らないように気を付けます。

保安管理業務ってなに?


上記の点検内容を含むキュービクルの定期点検や、その他の管理など行い、電気設備を安全に保つことを保安管理業務と言います。

 

設備の管理、修理、点検作業員の確保など様々な業務が必要になります。

業務内容

保安管理業務の内容としては、定期点検、臨時点検、事故対応、作業員の確保、作業員の管理などが挙げられます。

 

特に、作業員は専門の資格を持った人が行わなければならず、作業員との契約方法によっても管理方法が変わってきます。

定期点検

先ほど説明にもあったように電気事業法によって月次点検や年次点検といった定期点検が義務付けられています。

 

しかし、キュービクルに遠隔監視装置を設置して基準を満たせば月次点検は月に1度ではなく、隔月での点検が可能になります。

 

また、キュービクルに漏電や異常な過熱があった場合には、自動で異常を知らせる連絡が管理センターへ入る仕組みになっています。

臨時点検

異常があった場合や劣化が進んでいる部品があった場合など、定期点検以外で点検を行い修理や交換などの対応を行っていきます。

事故対応

漏電や火災などの事故が発生した場合、直ちに現場へ向かって対応しなければなりません。専門の資格を持った人が対応を行い、必要に応じて処置していきます。

作業員の確保

点検や事故対応は、電気主任技術者の資格を持った人が行わなければなりません。また、事故が起こった場合には電気工事士なども一緒に事故対応する場合もあります。

作業員の管理

キュービクルを点検するには、施設側が電気主任技術者を用意しなければなりません。そのための契約方法として2つあります。

 

1つ目は、直接雇用があります。施設を管理する会社が電気主任技術者を直接雇用契約して点検や管理を行ってもらいます。

 

メリットとしては、対応が素早くでき、しっかりと管理をしていればより事故の少ない安全な状態を保つことが可能になります。

 

デメリットとしては、直接雇用して常駐させるには複数人を雇用しなければならず、人件費が多くかかってしまうという点があります。

 

次の2つ目は、キュービクルを管理する監視サービス会社と契約を結び、電気主任技術者を派遣してもらう方法があります。

 

直接雇用では、契約内容や点検項目などは施設側と内容を作成して実施していく形になりますが、管理会社と契約を結べば、基本的には管理会社が全て作業や管理を行ってくれます。

 

しかし管理会社にも様々あり、電気主任技術者が事業者として1人親方として会社を経営している場合もあります。そのため、契約内容などの確認はしっかりと行う必要があります。

点検をしっかりと行うことで寿命も延ばすことができる


電気料金が安くなる代わりに、設備の管理は施設側が行わなければなりません。そのため、施設側は可能な限り設備費や維持費を安く抑えたいと考えます。

 

しかし、事故が起きてしまえば多額の賠償金や修理代もかかってしまうため、点検の重要性はより高くなってきます。

耐用年数と寿命

部品には耐用年数といって、安全に使用できる期間が定められています。しかし、使用環境や管理方法によって実際に使用できる年数は大きく変わってきます。

 

安全に使用できる期間を耐用年数と言い、実際に使用できる期間を寿命と言います。

部品ごとに違いがある

部品によって耐用年数は変わり、長く使用できる部品は約15年で、短いもので約10年使用が可能だと定められています。

 

ただし、あくまで部品を製造したメーカーが定めた期間なので、実際にはそれ以上に使用することも可能です。

寿命を延ばすには

耐用年数を超えて部品を使用できるようにするには、メンテナンスが欠かせません。点検時以外にも清掃をこまめに行ったり、劣化している個所の補修や修繕を行うことで、部品を交換するよりもコストを抑えて寿命を延ばすことも可能になります。

 

特に高圧の電流が流れている負荷のかかる部品は劣化が早いため、交換が必要な部品はしっかりと交換を行うこと。また、補修で問題ない場合であれば、必要な対応が出来るかどうかも大切な要素になります。

 

その為、電気主任技術者の経験値や、契約している管理会社の質も寿命の差に繋がります。正確な判断をしてもらうためには、腕のある技術者に管理してもらうのが良いでしょう。

 

また、キュービクル自体を見直す方法もあります。キュービクルにも様々な種類があり、施設の必要な電力によってキュービクルも選ばなければなりません。

 

キュービクル製造メーカーも複数あるので、施設の使用目的に合ったキュービクルを選ぶこともコスト削減に繋がります。

点検の重要性

キュービクルの点検には、専門の資格を持った電気主任技術者が行わなければなりません。

 

危険な高電圧の電気を扱うキュービクルでは、事故が起こらないように点検だけでなく、普段のメンテナンスも重要になってきます。

 

メンテナンスをしっかりと行うために、施設側は管理会社を使ったり、電気主任技術者を直接雇用して管理していかなければなりません。

 

管理会社もたくさんあるので、しっかりと異常や事故に対応したり普段の管理もしっかり行ってくれる会社かどうかなど、適切な管理会社を選ぶ必要があります。

 

コスト削減のために、部品の補修や交換などを行いながらも、安全第一を心掛けてキュービクルを管理しましょう。

 

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