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外壁塗装にも耐用年数がありますが、外壁の寿命とイコールではありません。外壁塗装の寿命は選んだ塗料の種類によって大幅に変わります。塗装が必要な時期の目安は早くて3年~4年、遅くても10〜20年の間で塗装を行わなくてはいけない時期がやって来ます。

 

塗料選びは、外壁塗装工事後、次の外壁工事の機会までどのくらい「お家の質」を維持できるかが決まってくる大切なことです。カラーやデザインのことだけでなく塗料選びにもじっくり時間をかけて考えていきましょう。

 

この先外壁塗装をする必要がある場合は、現在使用している塗料の種類を確認し、種類別の塗料の性質を知った上でどの種類の塗料を使うのか、しっかり話し合いをして決めておくと良いでしょう。

 

今回は、外壁塗装の耐用年数には何が関係しているのかを紹介していきたいと思います。

外壁塗装の耐用年数ってなに?

外壁塗装の耐用年数は、「塗料の耐用年数」と「建物の耐用年数」の2種類があります。

 

外壁塗装の耐用年数には「塗料の耐用年数」があり、様々な種類の塗料の中からどの塗料を選んだかによって外壁が保護される期間が大きく変わってきます。

 

もう一つは塗料を塗る外壁の「建物自体の耐用年数」です。建築材の耐用年数は国税庁が個々に発表していて、建物自体の寿命を表すものです。

 

外壁塗装においての耐用年数は、この2つが大きく関係してくることをまずは把握しておいてください。

外壁塗装の建物の耐用年数

外壁塗装の建物の耐用年数は、国税庁から建築材の寿命として発表されています。寿命といってもこの限りではなく、耐用年数を過ぎたからといってその家を使用できないわけではないので安心してください。

 

また会社や店舗などの建物の外壁塗装を行う際には確定申告が必要になり、減価償却費として計上することもできます。塗装の目的として耐用年数が関係しているのか、それともその建物の価値やデザイン性を高めるのが目的かによって変わってくるのです。

 

耐用年数は建物に使用している外壁の種類によって決められていて、外壁塗装を行う際に建替えによって構造自体が変わったり、使う用途が変わったりしていなければ、その都度耐用年数が変わるということはありません。

 

下記では、具体的な年数をまとめていきたいと思います。使用されている率の高い外壁材のものをいくつかまとめましたのでご覧ください。

建物(建築材)の種類ごとの耐用年数

鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造

・事務所用として使用されているものは耐用年数が50年
・店舗用、住宅用として使用されているものは耐用年数が47年
・飲食店用として使用されているものは耐用年数が34年

木骨モルタル造

・事務所用として使用されているものの耐用年数は22年
・店舗用、住宅用として使用されているものの耐用年数は20年
・飲食店用として使用されているものの耐用年数は19年

レンガ造・石造・ブロック造

・事務所用として使用されているものの耐用年数は41年
・店舗用、住宅用、飲食店用として使用されているものの耐用年数は38年

外壁塗装の塗料の耐用年数

外壁塗装の工事とは、塗料を外壁に塗る工事を行うことで外壁に保護膜をつくり、一定期間紫外線や雨、風などの刺激から外壁を保護してくれるというものです。

 

塗料の耐用年数は「保護してくれる年数」のことで、塗料は様々なものがあり、選択した塗料によって外壁を保護してくれる年数が変わってきます。

 

値段も塗料の質もさまざまなタイプのものがあり、「耐用年数」も数年の短期間のものから長期間のものまでたくさんありますので、ご家庭に合ったものを選んでみてください。

 

下記では、一般的に流通していて使われる機会の多い塗料について、それぞれの塗料の特徴と耐用年数をまとめていきます。

アクリル塗料

数ある塗料の中では多少質が劣る部分がありますが、値段がリーズナブルなものがアクリル塗料です。また、3年~5年と最も耐用年数が短い塗料です。

ウレタン塗料

ほかの塗料と比べると耐久性に劣る部分がありますが、値段がリーズナブルで数年前まで利用される機会の多かった塗料です。また、耐用年数が5年~7年なので長期的な耐久性を求めている方には向かない塗料です。

シリコン塗料

質の部分と値段のバランスが良いとされている塗料で、通常の住宅では使用率の高い塗料です。値段がリーズナブルな塗料に比べれば耐久性も優れています。また、耐用年数は7年~10年と長期的なタイプのものです。

フッ素塗料

一般的に使用される塗料の中では、一番グレードが高い塗料とされています。塗膜の寿命がとても長く、艶消し作業ができるので高級感のあるデザインにすることも可能です。

 

ですが、ひび割れしやすいとされていますので注意が必要です。また、耐用年数は10年~15年と長期的なタイプとなっています。

 

ここまでが一般的に出回っていて利用される機会の多い塗料になります。

 

塗料の寿命を見抜く方法はあるの?

業者に見積もりなどを依頼する前に、自分でも簡単にお家の状態をセルフチェックできたら安心ですよね。

 

外壁塗装をする時期かどうかの判断の一つに見た目があります。目が届かない場所があるので、定期的に調査してもらうのも必要なことですが、目で見える範囲は確認しておきましょう。

 

下記では、自分でも簡単にできるセルフチェック、外壁の寿命を見抜く方法をいくつかご紹介していきたいと思います。

チョーキングが発生している

塗装が必要な場合とはいったいどんな状況なのでしょうか。簡単にチェックできる方法のひとつが、 外壁を指で触ったときに手や指にチョークの粉のような、白っぽい粉状の塗料が付いてしまう場合はもう塗料の寿命と言えます。

 

この状況を「チョーキングが発生している」と言います。一度、ご自宅の外壁を指で触ってみてお家の外壁でチョーキングが発生していないかチェックしてみましょう。

塗装の剥がれ

目に見えてわかりやすいのが、この塗装がはがれてしまっている状態です。築年数が長いお家、雨水などの刺激を受けやすい場所に多く見られる症状です。密着不良の場合は、前回の塗装の時に下地処理などに不備があった可能性があります。

 

また、そこからはがれる範囲が広がっていってしまう可能性がありますので、はがれが広がりきってしまう前に、早めの対応がおすすめです。

木部の塗装のはがれやゆがみ

破風板などに使用されている木部は、他の材質の部分に比べると水分に弱く、水分と接触することで傷み方が激しくなってしまいます。傷みがひどくなり腐ってしまった状態の場合は、取替が必要になってしまいますので注意しましょう。

コーキングのひび

窓枠やサッシ、つなぎ目の部分などにゴム状の塗料が塗ってあることがほとんどだと思いますが、雨などの侵入を防ぐために塗られている防水材で「コーキング」と呼ばれているものです。

 

コーキングは外壁よりも早く劣化する場合があり、年数が経過してくることによってひび割れやはがれ、チョーキングなどの減少が起こってきます。

壁の反り

大きなひび割れやチョーキングの症状がある状態のまま放っておくと、壁の劣化が進み最終的には壁が反った状態になってしまいます。そうなってしまうと水分や湿気などが入り込むことを防げなくなってきてしまい、お家の老化を早めることになってしまいます。

外壁塗装に関係する耐用年数は2種類ある

今回は、外壁塗装の建物、塗料の耐用年数と、2種類あることなどについて詳しく解説してきました。それぞれの耐用年数の違いや特徴、違い、塗料の種類などを理解して、寿命を見抜く為にもお家の状態を確認しておくようにしましょう。

 

お家の状態が完全に悪くなってしまう前に、自分でも簡単にできるセルフチェックなどを行い早い段階で見つけることができれば、お家の寿命を少しでも長くすることができます

 

耐用年数の時期を見誤ってしまい、外壁に深刻なダメージを与えて高額なリフォーム代が発生しないように、正しい知識を身につけておくようにしましょう。

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