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今、主婦のあいだで密かに人気急上昇中なのが「IHクッキングヒーター」。実は筆者も5年前から愛用しています。これから購入される方は、据え置きタイプかビルトインタイプか、その種類や特色も様々なので選び方にも頭を悩ませるところ。

 

火力や性能、そして電気代がどのくらいになるかも知っておきたいところですよね。そしてなんと、この「IHクッキングヒーター」ビルトインタイプには天板のサイズがあるのをご存知でしたか?

意外と知られていないのですが、この天板サイズが60cmか75cmになるかで、キッチンの使い勝手がガラリと変わって来るのです!

 

どちらを選ぶかはあなたのお好み次第。どちらのサイズがご自分に合うかをじっくり選んで、使いやすいキッチンにカスタマイズしましょう!

IHクッキングヒーターとは?

まずはIHクッキングヒーターがどういう物なのか説明していきたいと思います。

IHって何の略?

「IH」って何の略なのか、気になるところですよね。これは「Induction Heating」の頭文字を取ったもので、訳すと「誘導加熱」となります。

 

正確には「電磁誘導加熱」といって、電磁コイルから発生した電磁線が鍋底を通過する際に、うず電流となって鍋自体を発熱させてくれるというもので、従来の電気コンロより効率よく加熱することが出来るのです。

据え置きタイプとビルトインタイプがある

IHクッキングヒーターには「据え置きタイプ」と「ビルトインタイプ」があります。据え置きタイプは、通常のガステーブルのように台座に置くだけの設置タイプのクッキングヒーターです。殆んどのものが2口となります。

 

IH対応ビルトインタイプはシステムキッチンに組み込まれるタイプのものになります。大体のものが3つ口で、据え置きタイプに比べて性能も高く、種類も選べます。

IHクッキングヒーターにはサイズがある!

意外とご存知の方が少ないのですが、IHクッキングヒーターはワンサイズではないのです。ビルトインタイプのIHクッキングヒーターには「60cm天板」幅と「75cm天板」幅があります

 

「それってシステムキッチンのサイズで決まるの?」普通はそう思ってしまいますよね。しかしこの天板サイズ、ご自分のお好みから選ぶことが出来るのです。

 

グリル部分を含む本体のサイズは60cmと変わりませんので、飽くまでも天板のサイズの違いとなります。「天板のサイズが違うとどうなるの?」と思う方もいらっしゃいますよね。そこで、60cm天板と75cm天板それぞれのメリット、デメリットをお伝えしたいと思います。

60cmのメリット・デメリット

60cm幅は75cm幅に比べて天板上のスペースがもちろん狭いです。なので鍋などの調理器具をヒーター上に置いたときに、鍋同士の間隔が狭くてぶつかってしまったり、調理中に隣のフライパンに手が触れそうになったり、移動が結構不便だったりと、板上のスペースに余裕がない故にストレスがあるのが難点です。

 

一時的に鍋を置いておくスペースもあまりありません。これだけ見ると「デメリットだけじゃない?」なんて思ってしまいますよね。ですがこの狭さ、IHクッキングヒーター単体で見るとデメリットなのですが、キッチン全体を考えると実は大きなメリットなんです。

 

天板幅が60cmと小さいので、キッチンの調理スペースを大きく確保することが出来ます。料理に使う食材を置いたり、お皿や調理器具を置いたり、ほかの調理スペースを広くゆったり取れるので下拵えした食材を置いておくには嬉しい余裕のスペースです。

75cm天板のメリット・デメリット

75cm天板はもちろん60cm天板の反対になります。IHクッキングヒーター内を広々と大きく余裕を持って使うことが出来るというのがメリットです。天板上にお鍋を置くことができ、IHクッキングヒーター内での調理はストレスフリーとなります。

 

ですがキッチン全体で見ると調理スペースが狭くなるので、お皿や食材を置いておくスペースがなくなります。要するに、IHクッキングヒーター単体で見ると75cm天板のほうが広々と使い易いというメリットがあり、キッチン全体で見ると60cm天板のほうが食材などを置いておけるメリットがあるということになりますね。

 

どちらの方が調理がしやすいかを考えた上で、天板サイズを決めると良いでしょう。また75cm天板の場合は設置するキッチンによっては取り付け出来ないものもあるので専門業者と寸法図などで照らし合わせておくと良いでしょう。

IHクッキングヒーターには種類がある!


上にも書きましたが、IHクッキングヒーターには「据え置きタイプ」と「ビルトインタイプ」があります。ここではそれぞれのメリット・デメリットを詳しくお伝えしたいと思います。

据え置きタイプ

据え置きタイプは通常のガステーブルのように、台の上に直接置いて使用するタイプのクッキングヒーターです。現在お使いのガステーブルなどと交換して置き換えるだけで使用が可能になるのがそのメリットです。

 

ですが動力源を、これまでのガス管から電気に交換するための電気工事が必要となります。種類や性能が、どうしてもビルトインタイプには劣ってしまうのがデメリットです。またこの据え置きタイプは2口IHが主流なので、3つ口でお料理したい方には物足りなく感じてしまうかもしれません。

ビルトインタイプ

ビルトインタイプのIHクッキングヒーターは台所に埋め込むタイプのIHクッキングヒーターです。システムキッチンは殆んどがこのタイプです。据え置きタイプのIHと比較して高機能であるという点が大きなメリットの一つです。

 

家電メーカー各社こぞって様々なタイプのIHヒーターを発表していますので、その中でご自分に合った製品を吟味するのも楽しいと思います。デメリットとしては、据え置きはただ台座に置けばよいだけですが、ビルトインタイプの場合は埋め込み工事が必要となるのでその分工事費用がかかってしまうという点です。

 

ですが多数の見積もりを取って業者さんを選べば安く抑えることも可能です。また、IHクッキングヒーターから他のIHクッキングヒーターへの交換は、ご自分で取り付けることも出来ます。

なぜこんなにもIHクッキングヒーターは人気なの?


では今なぜこんなにもIHクッキングヒーターが人気なのか、その魅力の秘密を掘り下げてみたいと思います。

第一に安全性

その人気の第一の理由はやっぱり何と言ってもその安全性です。ご高齢のご家族やお子様のいるご家庭では、ここを重視してガスコンロからIHクッキングヒーターへと交換する場合が圧倒的に多いのです。

 

着衣の引火による火災の心配もないですし、何より加熱の際に燃焼を伴わないので、人体に有害な窒素化合物なども発生しません。換気も最小限で大丈夫なので、冷気・暖気の漏れもなく電気代のロスもありません

お手入れが簡単!

安全性の面では従来の電気コンロとそれほど変わらないのですが、IHクッキングヒーターは盤面がフラットなのでお手入れが簡単なのもその魅力です。

 

主婦にとってレンジ回りのお掃除は、結構面倒なことの上位にランクインします。IHクッキングヒーターならサッと拭くだけなので、汚れを溜めずに毎日ラクラクお手入れ出来ます。

操作性も改善されて豊富

火加減を直に目で見て調節できないというのが、操作性の面で不安があるという方もいらっしゃると思いますが、近年は操作性も工夫された商品も多く出ています

サイズ選びは慎重に

今回はIHクッキングヒーターの天板サイズのあれこれをお伝えいたしましたが、いかがでしたでしょうか。ヒーター上でのストレスを少なくしたいのなら75cm幅。それ以外のキッチンスペースを広く取りたいなら60cm幅。

 

ご自宅の台所の状況や、ご自身のお料理スタイルによって選ぶサイズも違ってくると思います。とはいえ使ってみないと分からないことも多いので、どちらを選ぶにしてもショールームなどで実際に触ってみてからのご購入をお勧めします。

中には両面焼きグリルが内蔵されている人気のタイプもありますが、決して安い買い物ではないのできちんとサイズを把握して、後悔のないように導入しましょう!

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